このページでは今以上にフライフィッシングを楽しむあんなこと、こんなことを紹介して行きたいと思います。皆様も何か良いアイデアがあったりこんな事をして楽しんでいるなどありましたらメール頂ければ御紹介して行きたいと思います。
もっともっと楽しむ 1・・・ハックルのダイド
ごく一般的に売られているドライフライなどで使うグリズリーのハックル(画像はサドル)。ショップに出かけても自分の好みのカラーがないこともしばしばあります。そんな時は、グリズリー、シルバーバジャー、ホワイトなどの(ベースが白っぽい色となるものが基本です)ハックルで良いものがあれば購入して自分で染めてしまうなんて楽しみ方もあります。雨が降って釣りに出かけられないときはこんなことをするのも良いでしょう!!
左は上記のような白黒模様のグリズリーをオリーブにダイドしたものです。一度にフルサイズをダイドしてしまうともったいない?ので半分をダイドしたほうが良いかもしれません。残りの半分は他の色にまたはそのまま使っても良いですね!
画像:結構キレイなオリーブにダイドできました。
左は、全てベースはサドルのグリズリー。ダイドした数々。ドライフライの紹介ページで紹介しているフライにはこれらのハックルを使っているものもあります。
左は、ネックの根元部分。ちょっとずつ使う分だけダイドするのも良いと思います。
画像はちょっと分かり難いですがブラックオリーブに染めあがったネックです。なんとこれはベースがホフマンのホワイトです。この場合(この場合だけとは限りませんが・・・)は数回染め上げる作業をしています。ホワイトのハックルが染まって行く過程がまた面白いものです。
もっともっと楽しむ 2・・・ハックル選び
左の画像(分かり難いですが)はサドルのミディアムダン。#1グレードなのですが#3のパッケージ(もちろん価格も#3)で購入。多分スキンの大きさ、取れる量から#3グレードに格落ちしたものと思われます。たくさんの量はいらないが質の良いものを手に入れたいと言う方にはお薦めの購入の仕方です。ショップに並んでいるハックルをいろいろ探すと掘り出し物が見つかるときがあります。(以外とあります!!)ハックルはジッパの袋になっている事が多いので中身を確認するときはショップに承認を得てからにしましょう!!
左の3つの画像は全てナチュラルのグリズリハックル。一番上は一般的なグリズリです。中段は白の部分より黒の部分が少し多いグリズリ。下段は黒の部分がブラウンというかブラウングレーというか変わったカラーリングとなっています。
グリズリといっても鳥の個体差によりカラーがまちまちである。

ショップに出かけたときはハックルのコーナーで立ち止まっていろいろと探してみるのも面白いと思います。
もっともっと楽しむ 3・・・激安バンブーフルチューン
皆さんにもお馴染みの某、東京のショップの激安バンブーロッド。
ご依頼に持ち込まれたものをフルチューンしました。購入したそのままでは全く使い物にならない状態のようです。
表面塗装を新たにし、グリップ、シート、フェルール、ガイドを全て交換です。
作業は結構大変でしたが、なかなか面白いロッドに仕上がりました!!#5の異形3ピース!!
フェルールもニッケルシルバー製のものに交換しましたのでキッチリジョイントします。チェック部分も巻き上げの仕様としガイドはシングルフットのものです。リールシートはストラブルのアップロックに変更しています。
バットが強いため、結構大型の魚にも耐えます。そこそこ重たいのを我慢すればバンブーロッドとして十分使えますよ!
ブラックバスなんか釣ったら面白いかも。
ご依頼人もかなり気に入っていただき管理釣り場で使っていただいているようです。
手間がかかりますがビルドするにも使ってみるのもなかなか楽しめるロッドです。
もっともっと楽しむ 4・・・オリジナルビルドロッド
オリジナル・ビルドロッド 自分の趣味であるロッドのビルディング。
やはり出来上がりのロッドよりは自分でビルドしたロッドで釣りをするのが一番です!!
手持ちのほとんどがオリジナルビルドしたロッド。やはり市販されていないロッドが自分に合います。もちろんパーツも好みのものが付きますので愛着も一層あるものです。
みなさんも是非、マイロッドビルドに挑戦してみては?

下の画像はオリジナルシートです。上からトチ、カリンバール、メープルバールとなっています。木目が美しいですね!(金具は市販ですが・・・)
自作シート
もっともっと楽しむ 5・・・オリジナルフライBOX
ちょっとしたDIYで簡単にできるフライボックス。
ホームセンターなどで材料は購入できます。銘木などを使えばさらに良いのですが最初は手軽に購入できる材料で十分かと思います。材料費も1個あたり¥1000もあれば十分間に合ってしまうと思います。
自分のベストのポケットサイズに合わせて作ってみるのも良いでしょう!(画像は材にステインで着色後、ウレタンで仕上げてあります!!)

厚めのタイプには夏場の大きめのテレストリアルフライ、薄い方にはミッジを収納してあります。ミッジは目が疲れにくいようにブルーのフォームを使っています。
もっともっと楽しむ 6・・・ランディングネットメーキング
自分の気に入ったランディングネットが店頭に並んでいないことも多い。
そんな時は自分の好みの形状、大きさに合わせ作ってしまうのも良いと思います。
時間をかけてゆっくりやればきっと良いものが出来ますよ!!
自分の場合、小渓流が中心のため小型のランディングネットがほとんど。でも市販されているものは比較的大きめの物が多く好みのサイズが全くと言ってよいほどない。あってもびっくりする値段が付いているものもあります。銘木など、自分で材料を揃え作ってしまえば負けないぐらいのネット?が完成します。

画像一番上:グリップ材。好みの形状にグリップを書き込む。(画像の材はメープルバール)

画像二番目:フレーム材となる材料。これを曲げてネットの形状に。

画像三番目:上記の材料で作ったネット。ストレート2本、カーブ1本。結構、小さいサイズのネットです。網の部分はリリースネットばかり。(現場で、虫を観察したり魚に優しいということでリリースネットが大好き!!)

画像一番下:細身のフレームで3本製作中。(大変軽いです) 2本はグリップ材にトチ、1本はクスを使っています。

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