グリップ・リールシート交換のページ
まずロッドの一番下(手元)についているエンドプレートをカッターなどを使いはずす。大抵のロッドは接着剤で接着してありますので簡単に取れると思います。
次にグリップの取り壊しに入ります。ニッパなどを使って切るというより剥ぎ取って行くと言った感じで壊して行きます。
これは壊している途中の画像。ブランクをキズつけないように注意してください。
コルクグリップ、コルクリールシートが外れたところ。極端にきれいに仕上げなくても問題ありません。
フックキーパーの部分。スレッド巻き上げのワインディングチェック部は完全に取り去り、片側は再利用することにしました。よって今回の作業ではフックキーパーは取り外しません。
ワインディングチェックの部分が取れました。先ほども説明したように今回はフックキーパーの片側は再利用します。
新しいコルクグリップとリールシート。グリップ、リールシートともストラブル社製を使用。この2点はyahooオークションで落札しました。今回、Oregonian_sさんにお世話になりました。ありがとうございました。
ワインディングチェック。画像が小さくなってしまいましたが一番左がニッケルシルバー、中と右がゴム製のもの。今回はゴム製のものを使う事にしました。
一度、ワインディングチェック、グリップ、リールシートを置いてみて全体の構想を考えます。この時点でグリップが少し長いためグリップは少しカットします。
では、実際、個々の部品をブランクに通してみましょう!長さやバランスをみながら調整していきます。
ブランクがグリップの穴径よりも細いためブランクに糸を巻いて太さ調整をしまいた。糸を巻いたら瞬間接着剤をたっぷりつけ固めてください。そうしないと使っている最中にグリップがガタついてしまう可能性があります。今回はナイロン製の糸を使用しました。釣具量販店で購入できます。
グリップやリールシートを固定するには2液性のエポキシ接着剤を使用します。今回は5分硬化型を使用しました。
接着剤を混合するにはこのようにタバコのフィルムの上で行うと作業しやすいです。(タバコは箱タイプのものが使いやすいと思います!)
接着剤を塗ったところ。たっぷり塗ってください。
グリップ装着!5分硬化型の接着剤のためすばやく作業しましょう!あっという間に固まり始めてしまいます。グリップを装着するときは内部に接着剤がなじむようにねじったり、上下したりして接着剤を行き渡らせます。
グリップの固定が終わったら次はリールシートの取り付けに入ります。
リールシートのウッド部分の穴径も大きいため画像のように糸を巻き、瞬間接着剤で固めます。
接着剤をたっぷりつけリールシートを接着します。また、リールシートの各部品も接着します。金属部品等接着までの間は動かないように固定しましょう!

一番最後にリールフットが入るアップ側のリングを接着しました。リールを実際取りつけてまっすぐになっているかを見ながらの接着となります。

とりあえずグリップ、リールシートの交換作業はこれで終わりです。最終的にはグリップを整形します。
グリップの整形です。ヤスリやペーパーを使い削っていきます。
グリップ、リールシート交換終了!
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